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穴あけ加工

穴あけ加工は、プラダンケースにフレーム・コーナーを取り付ける際や、手がしめ鋲を使用する際等に行います。プラダンシートはソリッド樹脂等に比べてかなり容易に穴あけ加工でき、硬いリブを避けた、中空構造部分であれば、キリ等の工具でも簡単に穴を開ける事ができます。

プロはこう加工します

お客様のご指定通りの寸法で穴あけを行う際にはCAMで穴あけ加工を行っています。フレーム、コーナーに鋲を打ち込むための下穴開けの場合には、四軸自動コーナー穴あけ機という、一度に下穴を開けられる加工機や電動ドリルを使用して加工しています。ドリル刃はプラスチック専用刃を使用しています。


四軸自動コーナー穴あけ機という、特殊な加工機を用いてコーナーに下穴を開けていきます。一度に四ヶ所の穴を開けられます。
フレームに鋲を打ち込む場合の下穴はこのように電動ドリルで開けています。弊社で使用するカシメ用の鋲径はφ4mmのため、φ3.5で下穴を開けています。

加工機がない場合の加工方法

電動ドリル・ハンドドリル等での下穴あけ


プラダンやその部材への穴開けは、電動ドリルやハンドドリルといった工具で十分ですが、刃が容易に突き抜けますので、安全には十分注意して加工を行ってください。
プラダンの硬いリブ部分を避ければ、キリなどの工具でも穴を開ける事ができます。